占い師・桜田ケイのブログです

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#タロット博物館へ行くために
少し間が空きましたが、夏の終わりにイタリアにあるタロット博物館に行ってきました。
日本で調べてもなかなか情報が少ないので、簡単にまとめておきます。
自分はボローニャに滞在して日帰りでリオーラの博物館に行ってきました。

1.準備編
【予約をしよう】
タロット博物館の公式ページ→ のメールフォームから、いつ・何人で行きたいかメールします。
英語で大丈夫です。
今回は日程と人数を送ったところ、先方から何時に空きがあるか返信がきました。

2.移動編
【リオーラまで行こう】
(日本→イタリア(マルコポーロ国際空港)→電車移動でボローニャ)
ボローニャ駅からローカル線的な電車で1時間ぐらいです。
だいたい1時間に1本ぐらいの間隔なので、時刻表はしっかりと確認した方がいいかもしれません。
ボローニャ駅、わりと広いです。乗るホームを間違えないよう気をつけましょう。
リオーラ駅
【リオーラ駅から歩こう】
駅から徒歩10分ぐらいです。Googleの地図であらかじめ確認していたのですが、途中階段を上る箇所があります。地図だけ見てたらちょっと分かりにくいかもしれません。
同じ電車に博物館の関係者の方が乗っていたので、連れて行ってもらったので迷わず行けました。

3.博物館編
【楽しもう】
一軒家です。世界各国のタロットと、タロットモチーフのアーティスト作品が詰まっています。駅から一緒だった方がずっと解説をしてくれたので助かりました。他に来場者はいませんでした。それほど広くはないのですが、とにかく密度がすごいです。また、照明が少し暗めなので写真を撮るのが難しいかもしれません。
タロット博物館
【買おう】
ミュージアムショップ的なエリアがあります。オリジナルのタロットや各種書籍が置いてあります。どこまでが売り物なのか分からないので、欲しいと思ったら博物館の方に確認してみましょう。
本2冊とタロット1デッキ購入しました。
博物館中

4.街歩き編
【リオーラ】
のんびりとした空気に包まれています。観光名所としては、教会とお城。
教会は近代的。シンプルで美しいです。
お城は神秘的。いろいろと面白いものが見られて想像力が膨らみます。
お城は自由見学できずガイドツアーのみ。一度行って予約し駅まで戻ってまた行きました。坂道がけっこうきついので、あらかじめ予約してから行った方がよさそうです。
レストランはバカンスで開いてませんでした。教会の向かい側。
リオーラ城
【ボローニャ編】
基本的にボローニャに滞在して日帰りリオーラでした。
ボローニャ、旧市街から道を1本はさんだあたりの宿に泊まりました。
食べ物が美味しく旧市街が美しく、歩き甲斐のある街です。
塔は徒歩登りで意外と高いので疲れますが眺望はとても素晴らしいです。
ボローニャを起点としていろいろな都市に足を伸ばすというのも一つの手です。

5.まとめ
タロット博物館、満足度は高いです。
系統立てて歴史が学べるわけでも資料がそろっているわけでもありません。
あくまでも一軒家の範疇に収まる所蔵品です。
カードもいろいろありますが、アーティスト作品もかなり多いです。
タロットに影響を受け・タロットモチーフの作品が随所に飾られています。
質問できる人が近くに常にいるため、疑問点の解消はその都度できますが、自由にゆっくり見るという感じではないです。
他に世界遺産や国宝級の美術館博物館が随所にあるイタリア。他に行きたいところがある人にあえておすすめする場所ではないかもしれませんが、自分はまた行きたいと思っています。








2017.10.11 Wednesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#タロットでカルタ
1月5日に中野トナカイにて「タロットでポーカー」イベント、開催しました。
ご来場の皆様ありがとうございました。
やっぱり楽しいです。タロットでポーカー。
ただ占われるだけではなく、自ら選び取捨選択をする感じが面白いんだと思います。

そこでほぼ初お披露目の「タロットでカルタ」をやってみました。
イベントも終わったことだし、簡単なので、ルール説明します。

【タロットでカルタ】
・基本ルール
(使用するもの)タロットカード78枚×2組。
まずは1組のタロットカードを表を向けてバラバラに全て広げます。
読み手がもうひと組のタロットカードを持ちます。

《簡易版ルール》
1.読み手が1枚無作為にカードを引きます。
2.引いたカードについて、読み手が一言で説明します。
もちろんカードの名前をそのまま言ってはいけません。
3.取り手が広げられたカードの中から読み手が読んだカードを予想し取ります。
早いもの順なので、見つけた人から選んで素早く取りましょう。
4.読み手が読んだカードと取ったカードが一致したら取った人に得点1.
読み手が読んだカードを誰も選ばなかった場合は読み手が得点マイナス1.
5.読み手を順番に変えつつ、目標点数まで繰り返します。

《正式版ルール》
1.読み手が2枚無作為にカードを引きます。
2.引いたカード2枚から連想される言葉を読み手が言います。
出来るだけ簡潔に自分の言葉を探してみましょう。
3.取り手が広げられたカードの中から読み手が読んだカードを予想し2枚ずつ取ります。
早いもの順なので、希望のカードを取られたら次善のカードを探しましょう。
4.読み手が読んだカードと取ったカードが1枚一致してたら取った人に得点1.
2枚とも一致してたら取った人に得点3.
読み手が読んだカードを誰も選ばなかった場合は読み手が得点マイナス1.
5.読み手を順番に変えつつ、目標点数まで繰り返します。

…という感じです。

要は読み札と取り札がタロットカードになったカルタで、
1枚引き2枚引きの言葉出し練習と想像力の戦いになるのです。
3枚になると言葉のチョイスがさらに難しくなるため、
2枚に飽きたらやってみるのも楽しいです。

意外と頭を使います。瞬発力が試されます。
タロットカード78枚の意味が入っている人が集まればできる簡単なゲームです。
是非、遊んでみてください。

※タロットでポーカーのルールについては→【コチラ】
2015.01.06 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#タロットでポーカー
日曜日に麻布十番のタロットカフェ「エラノス」にて、
【タロットであそぼ】開催しました。
ご参加の皆様本当にありがとうございました。

そこで行った「タロットでポーカー」。
イベントも終わったので簡単にルール説明します。

・基本的にポーカーと変わりありません
→交換は1回・チップによる駆け引きは無し
・大アルカナはワイルドカード扱いです
→ジョーカーが22枚あるような感じです
・最初に良く混ぜてテーマを決めます
(例)「恋愛運対決」や「仕事運対決」、「今月の運気対決」
・6枚置いて各自に1枚ずつ人数×5枚配ります
→最初に6枚置くのはタロットのスプレッドと同様
 各自に配るのはトランプのゲームのように順繰りに
・交換するカードをそれぞれで考えて決めます
→交換なしの0枚〜5枚全部まで、自由です
・6枚置いて各自の交換枚数順に配ります
→ひとりずつ順番に交換する枚数のカードを渡します
・手札を開いて役の強い順を決めます
→最高役はロイヤルストレートフラッシュ
 同スートのA・ページ・ナイト・クイーン・キング
・各自の手札を検証してみましょう
→何が来て何を交換に出して何が来たのか
 カードを解釈してみましょう

…という感じです。
機会があればまたタロットでポーカー大会、開催します。
ちなみにフルデッキのタロットカードをひとつ使うので、
最大参加人数は6人です。

それぞれのカードや取捨選択に個性が光ります。
実際にやりつつ説明するのが一番分かりやすいので、
やってみたい人は声をかけてください。
2014.01.28 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#14.節制
タロットカードの簡単な解説シリーズ。
14番目は節制のカードです。

節制「Temperance」のカードには、
水辺で2つの水瓶を持った女性が描かれていて、
水を上下に行き来させている絵が一般的です。

カードの意味は、いろいろあるのですが、
そのままとらえるなら「節制」。
シンプルに考えるなら「浄化」。
というように考えてみましょう。

穏やかに、落ち着いて、
節度ある日々を過ごすことが、
自身の浄化につながっていきます。

水瓶の中に入った水を、
こぼさないように、上に下に。

行き来させていくことによって、
中の水が浄化されていきます。

もしも自分が落ち着いていないのなら、
水がこぼれているような状態です。
落ち着いて過ごしているのなら、
水は、規則正しく上下の水瓶を往復し、
少しずつ、清らかなものに変わっていきます。

また、このカード、順番でいえば、
死神と悪魔の間に位置しています。

終わりと始まりを司る死神、
強い感情や欲を司る悪魔、
それにはさまれた、節制のカードは、
人が人として生きていくために、
大切な「日常」というものを、
いろんな意味で表している。

そんな気もします。
2009.10.13 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#13.死神
タロットカードの簡単な解説シリーズ。
13番目は死神のカードです。

死神「Death」のカードには、
大きな鎌をもった死神の姿が描かれていて、
足元に骨だったり体の断片だったり、
なんとなく怖そうな絵のものが一般的です。

カードのシンボルは、終末とか終結とか、
何となくネガティブな言われようが多いのですが、
自分は「再生」だと感じることが多いです。

終わりがあるから始まりがあって、
ひとつの区切りをつけることは、
どんな事柄に対しても大切なことです。
いい状況も、悪い状況も、いつまでも続きません。

季節が巡って冬から春に移り変わるように、
恋人と別れても次の出会いがあるように、
過去と現在をきちんと区切るもの。
それが死神なのではないでしょうか。

自分が最初に使ったタロットでは、
死神のカードは鎌をもった骸骨が真ん中にいて、
その右上には新しい命が芽吹いている絵柄で、
終わりと始まりの暗示を強く感じました。

変化を恐れないで、大胆に変わってみる。
悪い過去ならいつまでもとらわれないで、
未来を楽しむために、学習して改善すればいい。

いい過去ならなおさら。そこにこだわらずに、
よりよい未来を手に入れましょう。

名前と絵柄で嫌われがちなカードだけど、
振られた後に一緒に飲みに行ったら
「他にいっぱいいるって。次!次!」って
はげましてくれる友達のようなカードでもあります。
2009.05.26 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#12.吊るされた男
 タロットカードの簡単な解説シリーズ。
12番目は「吊るされた男」のカードです。

吊るされた男「The Hanged Man」のカードには、
木などに逆さ吊りにされた男性が描かれているのが一般的です。
呼び名は吊るされただったり吊られただったりしますが、
自分は「吊るされた男」と呼ぶことが多いです。

カードのシンボルは「犠牲」。
たいていの場合、描かれている人の表情は穏やかで、
後光すら差していることもあります。
欲にとらわれて行動するのではなく、
周りのためにじっと試練を受ける心。

そういう自己犠牲的な精神を表すカードではないでしょうか。
自分の解釈の場合、
正位置だと主に周囲の状況によって成さねばならぬ自己犠牲。
逆位置だと自分の側が考えすぎて自己犠牲を払っている。
そんな風に解釈することが多いかもしれません。

誰しもひとりで生きていくことができないのは当たり前のこと。
人との係わり合いの中で、何かをガマンしたり、
率先してしなきゃいけない望まないことがあったり、
今は動けないと思うタイミングだったり、
そういう「利」だけではない何かは常に付きまといます。

そういうあれこれを面倒のひとことで終わらせないで、
じっと、自分を抑えて過ごす。
それによって将来より大きい幸せが手に入る可能性も。

望まずに吊るされるのではなく、
大切な何かを守るために、自ら吊るされる。
その気持ちの根底にあるのは、
純粋な「優しさ」なのではないでしょうか。
2009.03.23 Monday ... comments(0) / trackbacks(0)
#11.正義
 タロットカードの簡単な解説シリーズ。
11番目は「正義」のカードです。

正義「Justice」のカードには、片手に天秤をもっていて、
もう一方に剣や棒をもった人が描かれているのが一般的です。

カードのシンボルは「均衡」。バランスです。
正義なのに善とか正しさを意味しないこのカード。
その理由は正義というもののとらえ方にあると思われます。

正義とは、必ずしも絶対的なものではなく、
その時や状況、文化的背景に大きく左右される、
相対的なものだと自分は考えています。

つまり、きちんとバランスのとれた考え方ができる。
これが「正義」なのではないでしょうか。

10番目「運命の輪」で、ぐるり一回りしたタロットが、
次の巡目をスタートさせるに相応しいカード。
内なるものに目を向けてきた10枚目を過ぎ、
外部との関わりをもつために何よりも必要なもの。

バランスのとれた判断ができれば、
周囲とよいつながりを作ることができます。
そして、そこからは新しい何かが生まれてくるはず。

「正義」は一方的に振りかざすものではなく、
人を救い、自分を助けるためのカギになるもののはず。
2009.01.26 Monday ... comments(0) / trackbacks(0)
#10.運命の輪
 タロットカードの簡単な解説シリーズ。
10番目は「運命の輪」のカードです。

運命の輪「Wheel of Fortune」のカードには、
中央に大きく輪が描かれているのが一般的です。
その輪にヘビなどが絡んでいたり、
まわりに4匹の動物が描かれていたり、と、
バリエーションはいくつかありますが、
基本的にはその名のとおり、「運命の輪」という
カードの名前そのものを図案化したカードです。

カードのシンボルは「輪廻」。周り巡る日々の出来事や人々。
ぐるぐると回り続ける運命の輪のイメージとしては、
その場での回転ではなく、らせんのように上昇していく。
そんな様子を思い浮かべるのがいいかもしれません。

10番目に位置するこのカードは、
隠者までで完結した自己内部の動向を一旦まとめ、
次のステージへと運ぶ役割も担っています。
ひとけたの中で試行錯誤されたあれこれを内に込め、
新しい世界への架け橋となるカードでもあります。

自己の利益に執着するのではなく、流れに身を任せること。
日々のペースを大切にして、その先にあるものを見すえること。
周り巡る歯車が自分をどこに運んでいくのかをよく確かめて。

もしも逆で出ている場合は、流れを整える必要があるのかも。
10番目のカードに至るまでの全てをもう一度見つめ直したり、
流されていないか、流されていいのかダメなのかを考えて、
もう一度きちんと自分自身を整えてみましょう。

運命の輪はぐるぐる回る大きな輪。
ぐるぐる回る世の中で、何よりも大切なのは、
自分が立っている場所を見失わないことなのかもしれません。
2008.11.04 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
#9.隠者
タロットカードの簡単な解説シリーズ。
9番目は「隠者」のカードです。

隠者「The Hermit」のカードには、
杖とランタンなどの明かりをもった男性が
描かれているのが一般的です。
男性は穏やかな老人の場合が多いです。

探求や英知がキーワードになる隠者のカード。
思慮深さや落ち着きなど、大人な印象が強く、
状況をきちんと見極めて動く。
雑音に惑わされずに心理を探し求める。

このカードが9番目にある意味は、
3×3という安定性にある気がします。

あわてないで、急がないで、
ゆっくりと進む気持ちを大切にしましょう。
時には立ち止まることで見つかることも、
意外とたくさんあるのではないでしょうか。
2008.09.01 Monday ... comments(0) / trackbacks(1)
#8.力
タロットカードの簡単な解説シリーズ。
8番目は「力」のカードです。

力「Strength」のカードには、
猛獣を抑える女性が描かれているのが一般的です。
女性の頭には無限を意味する8を横にした記号がついていたり、
植物でできた冠を頭につけてたりするものが多いです。

カードのシンボルは、名前の通り「力」。
猛獣がもっている強さも力ですが、
その力を制御するのも、また力。

推進力としての力が戦車のカードなら、
原動力としての力がこのカードの象徴で、
ただの強さだけではなく、強い意思の存在も感じられます。

また、タロットカードの種類によっては、
8番は正義のカードで、力は11番目。というものもあります。
(ちなみに、ウエイト版のカードでは8番目、
マルセイユ版のカードでは11番目になっています)
今回は、自分がよく使うウエイト版の方。8=力として扱いました。

力、意思を意味するStrengthのカード。
あとは勇気さえあれば、どんなことも成し遂げられるはず。
2008.06.24 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
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